2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧
縦折り真ちゅう鞘の「カネ駒」肥後守 今回紹介する「カネ駒」は、戦前に作られたと思われる縦折り真ちゅう鞘の逸品だ。 刻印は「商標登録」の下にタガネ彫りで「肥後守」「定」、さらにお馴染みの「カネ駒」が打たれている。 サイズは鞘長9.3㌢で、鞘は厚め…
肥後桜 この「肥後桜」は、戦後に作られた肥後ナイフの一つだろう。 刻印は「高級」「商標登録」「肥後桜」、その下に「別打」が打たれている。「桜」の文字が不鮮明だが多分間違いないと思う。 サイズは鞘長9.8㌢で、鞘にはクロムメッキが施されている。刃…
肥後兼國 今回は、戦後に作られたと思われる肥後ナイフ「肥後兼國」のサイズ違いの2本を紹介する。 刻印はいずれも「高級」「登録」「肥後兼國」が打たれている。「兼國」といえば室町時代の刀工「兼國」が知られているが、これにあやかって名付けられたも…
縦折り鞘の「大和」肥後守 これは以前に紹介した「大和」肥後守の縦折り鞘タイプ。戦前に作られたものだろうか。 刻印は横折りタイプと同じで一番上に「大和」、その下に桜の花びらのマーク、「登録」「肥後守」が打たれている。 サイズは鞘長8.5㌢で、鞘材…
肥後ナイフ「東京タワー」 この肥後ナイフは、東京タワー観光のお土産として販売されていたものだろう。 刻印は、鞘の表面に「TOKYO」「TOWER」、その下に先端から電波を発信する東京タワーの図柄。裏面には「333M」「東京タワー」が打たれている。 サイズは…
「三日月丸」 今回は、ミニサイズの肥後ナイフ「三日月丸」を紹介する。おそらく戦後に作られた学童用のナイフだろう。 刻印は「三日月丸」のみが打たれている。戦後に製造されたものはほとんどが商標登録されて刻印されているが、この「三日月丸」はサイズ…
縦折り鞘の肥後守19 今回は、戦前に作られたと思われる縦折り鞘の肥後守を紹介する。 刻印は、打刻が甘かったようではっきり判読できるのは「守」だけだが、その上にわずかに「後」の一部らしきものが見えるので、おそらく「肥後守」と打たれていたのだろう…
「播州冨士肥後」 今回紹介する「播州冨士肥後」は、戦後に作られた廉価版の肥後ナイフの一つだろう。 刻印は、「播州冨士肥後」のみが打たれている。商標登録の刻印がないということは、銘を商標登録してあるが敢えて打刻しなかった、あるいは商標登録する…
縦折り鞘の肥後守「洋一郎」 この縦折り鞘は、比較的新しいものに見えるので戦前のものか、それとも戦後に作られたものか判断が難しい。 刻印は、「本家」と「登録」、その下に「肥後守洋一郎」が打たれている。「洋一郎」は製造者名なのだろうか、それとも…
「丸中」肥後守 肥後守・肥後ナイフは素性の知れないものが多いが、この「丸中」肥後守もその一つで詳しいとこは分からない。 刻印は「高級」、二重丸の中に「中」のマーク、その下に「登録」「肥後守」が打たれている。 サイズは鞘長9.7㌢で、鞘材は光沢の…
縦折り鞘の「太子」肥後守 この縦折り鞘の肥後守はどこか時代を感じる風格があり、おそらく戦前のものだろう。 刻印は、鞘の状態が今ひとつで読みづらいが「商標登録」と楕円の中に「太子」のマーク、その下に「肥後守」が打たれている。さらに鞘裏にはカネ…
肥後守「利光」特大 肥後守や肥後ナイフの蒐集を休止し、ブログもお休みしていたが、手元に少しだけ紹介していなかったものがあるので久しぶりに更新します。 「肥後守利光」は、言わずと知れた『暮しの手帖』の商品テスト企画「220本の肥後守をテストする」…