蔵の春

肥後守・肥後ナイフ・電工ナイフetc

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

エンボス加工の「電工ナイフ」2

エンボス加工の「電工ナイフ」2 以前に電工ナイフのグリップがエンボス加工の「竜」と「月と芒と兎」を記載したが、今回は「虎」を紹介する。 グリップには竹林の中から姿を現した一頭の虎の図柄が打ち出されている。鞘の両面とも同じ図柄だ。 サイズは前出…

縦折り鞘の「丸繁」肥後守3

縦折り鞘の「丸繁」肥後守3 縦折り鞘の「丸繁」は、これまでに大サイズと小サイズを記載したが、今回は特大サイズを紹介する。 刻印は、前出の2本と同じで「高級」と丸の中に「繁」のマーク、その下に「商標登録」「肥後守」が打たれている。 鞘長12.3㌢で…

真ちゅう鞘の肥後守3

真ちゅう鞘の肥後守3 この真ちゅう鞘の肥後守は、横折り鞘タイプだが以前に紹介したものと同様に戦前に作られたものと思われる。 刻印は、前出のものは2本とも「商標登録」と「肥後守」だったが、この個体は「登録」と「肥後守」が打たれている。また、鞘…

「肥後龍王丸」

「肥後龍王丸」 この「肥後龍王丸」は、戦後に作られた廉価版の肥後ナイフの一つだろう。 刻印は、「高級」と「肥後龍王丸」が打たれている。商標登録の表示がないのでおそらく大量生産品ではないと思う。 サイズは鞘長8㌢で、鞘にはクロムメッキが施されて…

肥後守「利光」2

肥後守「利光」2 以前に「肥後守利光」の大サイズを記載したが、今回は中サイズを紹介する。 刻印は、大サイズと同様に「肥後守利光」が打たれているだけ。カネ駒のOEMで、販売元は東京日本橋の老舗「木屋」だが商標登録の表示もなくシンプルな刻印だ。 …

「日本アルプス」ナイフ

「日本アルプス」ナイフ この「日本アルプス」は、戦後に作られたと思われるちょっと変わった銘の肥後ナイフだ。 刻印は「正綱割込」と「日本」「アルプス」「ナイフ」が打ってある。ナイフが縦一ではなく斜めにずらして打っているのが面白い。 サイズは鞘長…

真ちゅう鞘の「肥後守宗正弘重」

真ちゅう鞘の「肥後守宗正弘重」 この「肥後守宗正弘重」は、「カネ駒」でお馴染みの永尾駒製作所の高級版のOEMの一つだ。 刻印は「登録」と「肥後守宗正弘重」のみが打たれている。刀身には「青紙割込」の打刻がある。 鞘長9.8㌢の大サイズで、鞘材はも…

「菊日本善光」

「菊日本善光」 この「菊日本善光」は、以前に紹介した「菊日本正光」と刻印が違うだけで作りはほぼ同じだ。 前出の刻印は一番上に「割込」、その下に「菊日本正光」と打ってあるが、この「善光」には「登録」、その下に小判形の円の中に「金浪」のマーク、…

真ちゅう製の縦折り鞘の「肥後祐定」

真ちゅう製の縦折り鞘の「肥後祐定」 「肥後祐定」は、以前に横折り鞘タイプのものを記載したが、今回は真ちゅう製の縦折り鞘タイプを紹介する。 刻印は、頭に「割込正鋼」、その下に2つのWを縦にして向かい合わせたような枠の中に「吉」のマーク、さらに「…

「美濃守豊一」

「美濃守豊一」 この「美濃守豊一」は、「肥後」を名乗らない肥後ナイフの一つだ。 刻印は、「登録」と蝶ようなの図柄の中に「 M K S」の英文字の入ったマーク、その下に「美濃守豊一」が打たれている。 サイズは鞘長9.7㌢の大サイズ。鞘に銅メッキが施され…

「播州肥後守」

「播州肥後守」 この「播州肥後守」は、おそらく戦後に作られたものだろう。 刻印は「割込」と「播州肥後守」のみ。肥後守と名乗っているので組合加盟の製造元と思われるが、商標登録の刻印がないので量産品ではないのかもしれない。 鞘長9.6㌢の大サイズで…

真ちゅう製の縱折り鞘の「丸金」肥後守

真ちゅう製の縱折り鞘の「丸金」肥後守 ちょっとお休みするつもりが、ずいぶんご無沙汰してしまいました。お久しぶりです。 ところでヤフーのブログが今年12月15日でサービス終了となるとのこと。このままにしておくと書き込みも閲覧もできなくなり、記…