2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧
「カネ理」肥後守 この「カネ理」は、戦後に作られたと思われる珍しいマークの肥後守だ。 刻印は、逆Lの中に「理」のマークと「登録」、その下に「肥後守」が打たれている。刻印の打ち方が浅いため非常に読みづらく難儀した。 サイズは鞘長8.8㌢で、鞘には…
「テツヤ肥後」 この「テツヤ肥後」は、戦後に作られた廉価版の肥後ナイフの1つだ。 刻印は、「割込」「テツヤ肥後」のみが打たれている。商標登録の表示がないので大量生産されたものではないかもしれない。 サイズは鞘長8.8㌢で、鞘には光沢のクロムメッ…
縦折り鞘の「丸繁」肥後守2 今回は、以前に紹介した縦折り鞘の「丸繁」の大サイズを紹介する。 刻印は、前出のものと同じで「高級」と丸の中に「繁」のマーク、その下に「商標登録」「肥後守」が打たれている。 鞘長9.6㌢で、鞘にはクロムメッキが施されて…
「片勇肥後」 この「片勇肥後」は、戦後に作られた廉価版の肥後ナイフの1つだ。 刻印は「登録」と「片勇肥後」のみが打たれている。2本とも刻印が薄く粗雑な感が拭えない。プレス式の刻印ではなく、叩いて打ったものだろうか。 サイズは、2枚目の写真の上…
「兼杉」肥後守 この肥後守は、カネ駒の永尾駒製作所の数あるOEMの1つのようだ。 刻印は「別打」と「兼杉」「肥後守」が打たれている。また、刀身の根元には「本割込」の打刻もある。 サイズは鞘長9.8㌢で、鞘には半光沢の黒色クロムメッキが施されてい…
「ポケット肥後ナイフ」 このナイフは、アウトドアグッズを探して訪れたスポーツ&ミニタリーショップで偶然見つけて購入したステンレス製の肥後ナイフだ。 ナイフが収められているブリスターパックの台紙には、「ポケット肥後ナイフ」「ステンレス」「錆に…
「梅正」肥後守3 以前に横折りと縦折りタイプの「梅正」を記述したが、今回紹介するのは箱付きのデッドストックとして保存していたもの。 刻印は、2本とも外箱には「割込正鋼」と印刷されているが、「正鋼」と梅の花の丸の中に「正」、その下に「登録」「…
豆サイズの「肥後浮丸特級」 この「肥後浮丸特級」は、豆サイズながら味のある肥後ナイフだと思う。 刻印は「割込登録」と「肥後浮丸特級」のみが打たれている。鞘が小さいため縦表記で「割込」と「登録」が並んでいるところが面白い。 サイズは鞘長6.4㌢で…
縦折り鞘の「丸賢」肥後守 この縦折り鞘の「丸賢」は、戦後に作られた縦折り鞘だと思うが作りのしっかりとした肥後守だ。 刻印は、右半分が不鮮明のため判読に苦労したが、何とか「鋼割込」と丸の中に「賢」のマーク、その下に「登録」と「肥後守」が打たれ…
ミニ電工ナイフ 今回は、戦後に作られたと思われるミニサイズの電工ナイフを紹介する。 ブレイドやグリップの形状などから2本とも同じ製造元によるものだと思うが、無刻印のため詳細は分からない。 サイズは、2本ともグリップの長さが10.2㌢で、鞘はジグ…
「丸鈴」肥後守2 「丸鈴」は永尾駒製作所製と宮本製作所製があり、以前紹介した個体は宮本製ではないかとのご指摘を受けた。この2本は、その方がお住まいの愛知県では今も両方とも売っているというので、購入して送って頂いたもの。 2本を見比べてみると…
真ちゅう鞘の「肥後守」 この肥後守は、以前に紹介した「メートルナイフ」と同様に刃が丸く加工された安全第一のナイフだ。 刻印は、鞘表に「商標登録」と「肥後守」が打たれている。肥後守の文字が子供が描いたような可愛らしい書体だ。もしかしたらタガネ…
「日本盛」特製 今回は、日本酒の販促用に作られたと思われるユニークな銘の肥後ナイフを紹介する。 刻印は、「登録」と枠の中に「日本盛」のマーク、その下に「特製」が打たれている。 サイズは鞘長8.2㌢で、鞘には光沢の黒色クロムメッキが施されている。…
肥後守ジャンボ この肥後守は、一般的なものに比べて圧倒的に大きくて迫力があるため、あえてジャンボと表記させて頂く。 ジャンボにはカネ駒の刻印が打たれたものがあるようだが、この個体には残念ながら刻印がない。ただ無銘でも作りを見れば永尾駒製作所…
縦折り鞘の肥後守 この縦折り鞘の肥後守は、戦後に作られたもののような気がするが詳細は不明だ。 刻印は、「登録」と「肥後守」のみがシンプルに打たれている。おそらくこれも組合加盟の製造元によるのものだろう。 サイズは鞘長9.5㌢で、鞘には黒色のクロ…
古い肥後守5 この肥後守は、古いものだと思うが戦後に作られたもののような気がする。 刻印は「登録」と「肥後守」のみが打たれている。おそらく組合加盟の製造元によるのものだろう。 サイズは鞘長9.5㌢で、鞘材が薄いため一度折れかけたことがあるようで…
真ちゅう鞘の肥後守 今回は、戦前に作られたと思われる真ちゅう製の縦折り鞘の肥後守を紹介する。 刻印は、「商標登録」と「肥後守」のみが打たれている。「肥後守」の文字のが少しずつ左にずれているように見えるが気のせいか。 サイズは鞘長8㌢で、刃材は…
古い肥後守4 今回紹介する肥後守は、先に記述した「古い肥後守」2と同様に製造時期を推測するのが難しい。 刻印は、「登録」と「肥後守」のみが打たれている。これも組合加盟の製造元によるものだろうか。 サイズは鞘長8.6㌢で、鞘には半光沢のクロムメッ…
切り出しタイプの肥後守 今回は、珍しい切り出しタイプの肥後守を紹介する。 刻印は「登録」と「肥後守」のみが打たれている。全体的に鮮明な刻印で、仕事の丁寧さを垣間見ることができる。 鞘は真ちゅう製で、鞘長9.1㌢。鞘尻に向かってやや幅広になってい…
古い肥後守3 この肥後守も戦後に作られたものだと思うが、作りを見るとかなり古いような気がする。 刻印は薄く何とか「肥後守」が読みとれるだけで、その他は経年の傷みなどから見当たらない。 サイズは鞘長8.6㌢で、鞘材が薄いため一度折れかけたことがあ…
真ちゅう鞘の肥後守2 今回は、古い真ちゅう鞘の横折りタイプの肥後守を紹介する。 刻印は、「商標登録」と「肥後守」だけが打たれている。以前に紹介した真ちゅう鞘の横折りタイプと同様に、組合加盟の製造元によるものだろうか。 サイズは鞘長8㌢で、鞘材…
「翁肥後」2 「翁肥後」は以前にも記述したことがあるが、今回は後に収納ボックスから出てきた大サイズを紹介する。 刻印は、前出のものと同じく「登録」と「翁肥後」のみが打たれている。文字は鮮明な大きめの明朝体で、刻印の打ち方はこちらも丁寧だ。 サ…
「IS」?マークの電工ナイフ この「IS」?マークは、戦後に作られたと思われるグリップがジグドボーン製の電工ナイフの一つだ。 グリップの長さは11.5㌢で、やや浅めに滑り止めの溝が彫られている。ブレイドはドロップポイントタイプ。刃材は全鋼で、刃…
豆サイズの「みのり」 今回は、可愛らしい豆サイズの肥後ナイフ「みのり」を紹介する。 刻印は、「登録」と2本の稲穂の間に「みのり」、その下に「山カ」のマーク、さらに「謹製」が打たれている。小さいため線は細いが鮮明な刻印だ。 サイズは鞘長6.7㌢で…
縦折り鞘の「カネ定」肥後守 以前に横折り鞘の「カネ定」を記述したが、今回は縦折り鞘タイプを紹介する。 刻印は、「別打」と罫線が1本入って中腹に霞棚引く富士山の図柄のマーク、その下に逆さL字に「定」と「登録」「肥後守」が打ってある。 サイズは鞘…
古い肥後守2 今回は、製造時期がちょっと推測しにくい横折り鞘タイプの肥後守を紹介する。 刻印は、「割込正鋼」と「肥後守」のみが打たれている。商標登録の打刻もなく、どういう筋合いのものか分からない。 サイズは鞘長8.8㌢で、鞘材は光沢のクロムメッ…
「カネ駒」肥後守 早いものでブログを始めて丸1年が経った。この間、10日ほどお休みを頂いたが、それ以外は何とか毎日更新することができた。ブログの中身は始めた頃に考えていたものと少しイメージが違ってしまったが、まあ続けられたということで良しとす…
「メートルナイフ」 この「メートルナイフ」は、以前に紹介した「桜西」スピードとはまったく別物だ。 刻印は、鞘表に「メートルナイフ」が打たれている。鞘裏には5㌢の定規が刻まれており、子供向けの工作用の肥後ナイフだろう。 サイズは鞘長8.5㌢で、鞘…
「肥後吉成」 以前に3徳タイプの「肥後吉成」を記述したが、今回は肥後ナイフタイプを紹介する。 刻印は、3徳タイプにあった刻印の一つと同じく、「別焼正鋼」と「肥後吉成」が打たれている。 サイズは鞘長8.6㌢で、鞘には銅メッキが施されていたようだ。…
「タガネ彫り」の肥後守 その4 今回は、戦前に作られたと思われる真ちゅう製の縦折り鞘の肥後守を紹介する。 刻印は、「商標登録」と「肥後守」のみが打たれている。「商標登録」は打刻だが、「肥後守」はタガネ彫りで、一部は不鮮明だが比較的バランス良く…