2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧
「スキーナイフ」 今回は、ちょっと変わった銘の折りたたみナイフを紹介する。 刻印は、「スキーナイフ」とその下にマフラーをたなびかせて滑走するスキーヤーの図柄が刻まれている。刻印が少しダブって打たれているので、初めて見た時は「スキスキナイフ」…
縦折り鞘の肥後守 15 今回は、戦前に作られたと思われる縦折り鞘の肥後守を紹介する。 刻印は、「商標登録」と「肥後守」のみが打たれている。組合加盟の製造元によるものだろうか。3枚目の写真の一番上は、刻印が打たれている面が他の2本と逆になっている…
縱折り鞘の「井桁」マークの肥後守 今回は、戦前に作られたと思われる縱折り鞘の「井桁」マークの肥後守を紹介する。 刻印は、「別打」と「井桁」マーク、その下に「商標登録」と「肥後守」が打たれている。これまでに井桁の中に文字が入ったものがあったが…
エンボス加工の真ちゅう鞘の肥後守3 以前に真ちゅう鞘にエンボス加工が施された肥後守を記述したが、今回はその後に入手したものを紹介する。 刻印は、「商標登録」と「肥後守」が打たれている。肥後守のみタガネ彫りのようで、全体的な形状は前出のものと…
無銘の折りたたみナイフ2 今回は、おそらく戦後に作られたと思われる廉価版の折りたたみナイフを紹介する。 刻印は元々なかったのか、鞘の劣化に伴い消えてしまったのか分からないが、おそらく後者だろう。薄らとでも刻印が残っていればもう少し見栄えが良…
縱折り鞘の「萬成」肥後守 今回は、以前にも記述したことがある「萬成」肥後守の縱折り鞘タイプを紹介する。 刻印は、「萬成」「登録」「肥後守」が打ってある。「萬成」にしては珍しく打ちが甘く、肥後守の下半分が飛んでいる。 サイズは鞘長9.6㌢で、鞘は…
真ちゅう製の縱折り鞘の「重貞」 今回は、戦前に作られたと思われる真ちゅう製の縱折り鞘タイプの肥後ナイフ「重貞」を紹介する。 刻印は、「商標登録」と「重貞」のみが打たれている。「重貞」は製作者名なのだろうか。そうであれば、製作者名をそのまま商…
「肥後長盛」3 今回は、以前に記述したことがある「木駒」のマークの肥後ナイフ「肥後長盛」の別タイプを紹介する。 刻印は、「本割込」と将棋の駒の枠に「木駒」のマーク、その下に「肥後長盛」が打たれているので、前出の真ちゅう鞘タイプと同じ刻印だ。 …
「切り出しナイフ」4徳 今回は、珍しい切り出しナイフの4徳タイプを紹介する。 鞘表に文字らしき痕跡が見られるが判読不明で、鞘表に尺寸、鞘裏にはセンチのメモリが刻まれている。鞘に膨らみがあるので定規としては使いづらいだろう。 サイズは鞘長8㌢で…
「東電」のマークの電工ナイフ 今回は、「東電」のマークが入った電工ナイフを紹介する。 刻印は、リカッソの表面に「Kick」、裏面に「58.9」の打刻がある。さらにボルスターにはお馴染みの丸の中に稲妻の「東電」のマークが打たれている。 グリップはジグド…
「山平」肥後守 5 「山平」肥後守は、これまでに横折り鞘や縦折り鞘、真ちゅう鞘のタイプを記述してきたが、今回は横折り鞘の珍しい刻印のものを紹介する。 刻印は「登録」と「割込」、その下に「山平」と「肥後守」「謹製」が打たれている。鞘に「謹製」の…
「肥後吉成」3 「肥後吉成」は、これまでに2回にわたって記述したが、今回はチキリのないタイプを紹介する。 刻印は、鞘の状態が悪いので判読が難しいが、何とか「肥後吉成」のみが読める。 サイズは鞘長10㌢で、鞘には銅メッキが施されている。刃材は全鋼…
縦折り鞘の肥後守 14 今回は、戦前に作られたと思われる縦折り鞘の肥後守を紹介する。 刻印は、「商標登録」と「肥後守」のみが打たれている。肥と後の文字が不自然に離れており、どうやらタガネ彫りのようだ。 サイズは鞘長8.9㌢で、鞘にはクロムメッキが施…
「トップマン保証工作ナイフ」大サイズ 今回は、「トップマン保証工作ナイフ」の大サイズを紹介する。 刻印は、以前に紹介した特大・中サイズと同じで、鞘の表側にトップマンのマークと「トップマン保証工作ナイフ」、裏側にトップマンのマークと「肥後守ナ…
縦折り鞘の「本家」肥後守 これまでに楕円の中や肥後守の後に「本家」が打たれた肥後守を紹介してきたが、今回は縱折り鞘の別タイプを紹介する。 刻印は、「本家」「登録」「肥後守」が打たれている。豆サイズということもあり文字の大きさが全て同じでシン…
「ピック付きのナイフ」 今回は、ちょっと変わった肥後ナイフの仲間を紹介する。 サイズは鞘長7.7㌢で、鞘は真ちゅう製。鞘の背の部分に筒状のものが付いている。おそらくピックを収めるケースだろうが、入手時にピックは付いていなかったので残念ながら紛失…
縦折り鞘の肥後守 13 今回は、戦前に作られたと思われる縦折り鞘の肥後守を紹介する。 刻印は、鞘の状態が悪いが何とか「肥後守」と判読できる。その上に何か文字らしいものがあるがはっきりしない。 サイズは鞘長8.2㌢で、鞘にはクロムメッキが施されていた…
「カネ駒」竹虎の多層鋼タイプ この「カネ駒」の多層鋼タイプは、先に紹介した「竹虎・元佑作」と並ぶ永尾駒製作所の最高級品の代表格だ。 刻印は前出の「竹虎・元佑作」と同じで、鞘表に「カネ駒」定番の刻印、鞘裏には2本の竹の間から現れた虎の図柄とそ…
無刻印の「電工ナイフ」 今回は、無刻印の「電工ナイフ」を紹介する。 サイズは鞘長11.5㌢で、グリップはジグドボーン製。グリップの滑り止めを兼ねた模様が特徴的でなかなか味がある。 ブレードはやや細身のドロップポイントで、刃材は全鋼のようだ。ボルス…
騎馬マークの縦折り鞘の肥後守 今回は、騎馬のマークの入った縦折り鞘の肥後守を紹介する。 刻印は、横向きの騎馬のマークと角丸の四角の枠の内側に各辺からマッチ棒のような4本の線が出ており、その中に「久」が入ったマーク、その下に「高級」「肥後守」…
「肥後豊光」2 今回は、以前に記述した「肥後豊光」のその後に入手した2本を紹介する 刻印は、2枚目の写真の上が「登録」「肥後豊光」、下は「登録」「肥後豊光」とその下に「謹製」が打たれている。「謹製」が打たれているものは珍しい。下の鞘裏には5…
縦折り鞘の肥後守 12 この縦折り鞘の肥後守は、昨年8月12日に紹介したもののサイズ違いのようだ。 刻印は、前出のものと同じく小さな文字で「登録」「肥後守」だけが打たれている。前出のものは鞘に対して刻印が小さすぎるように見えたが、この個体に関して…
「肥後隆義」2 以前に肥後ナイフの代表格とも言える「肥後隆義」を記述したが、今回はその後に入手した2本を紹介する。 刻印は、2枚目の写真の上が「割込」「登録」と「肥後隆義」「別打」、下は「登録」「割込」と「肥後隆義」「別打」が打たれている。…
縦折り鞘の肥後守 11 今回は、戦前に作られたと思われる縦折り鞘の肥後守を紹介する。 刻印は、「商標登録」と「肥後守」が打たれている。組合加盟の製造元によるものだろうか。 サイズは鞘長7.8㌢で、鞘にはクロムメッキが施されていたようだ。刃材は全鋼で…
「丸文」ナイフ 2 以前に戦前に作られたと思われる「丸文」ナイフを記述したが、今回は肥後ナイフタイプを紹介する。 刻印は、「商標」と丸の中に「文」のマーク、その下に「ナイフ」と「撰定」が打たれている。 サイズは鞘長8.5㌢で、鞘には真ちゅうメッキ…
無銘の縦折り鞘のナイフ4 今回は、戦前に作られたと思われる無銘の縦折り鞘のナイフを紹介する。 鞘の状態が今ひとつなので消えてしまったのか刻印はなく、当然のことながら製造元などは分からない。サイズは鞘長8.9㌢。鞘には光沢のクロムメッキが施されて…
竹笹のネイルマークの「電工ナイフ」4 今回は、竹笹のネイルマーク入りの「電工ナイフ」を紹介する。 刻印は、2本ともブレードに竹と笹のネイルマークが刻まれ、リカッソに「割込」の打刻がある。おそらく同じ製造元によるものだろう。 グリップはジグドボ…
小槌マークの縦折り鞘の肥後守2 以前に打ち出の小槌のマークの縱折り鞘と横折り鞘の肥後守を記述したが、今回は縦折り鞘の別タイプを紹介する。 刻印は、前出の縦・横折り鞘タイプと同じ「別製」と小槌の中に「萬」のマーク、その下に「登録」と「肥後守」…
「NEW肥後ナイフ」 この「NEW肥後ナイフ」は、比較的新しいアウトドア用のナイフだろう。 無銘だが、外箱に「NEW肥後ナイフ」と「STAINLESS STEEL BLADE PLASTIC HANDLE」の表記がある。したがって刃はステンレス製で、鞘はプラスチックということだ。製造元…
「カネ駒」竹虎・元佑作 この「カネ駒」の竹虎・元佑作は、永尾駒製作所の最高級品の一つだ。 鞘表は「カネ駒」定番の刻印だが、鞘裏には2本の竹の間から現れた虎の図柄とその下に「元佑作」の打刻がある。 サイズは鞘長12㌢で、真ちゅう製の鞘の厚さが1.5…