蔵の春

肥後守・肥後ナイフ・電工ナイフetc

「トップマン保証工作ナイフ」大サイズ

「トップマン保証工作ナイフ」大サイズ

 今回は、「トップマン保証工作ナイフ」の大サイズを紹介する。

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 刻印は、以前に紹介した特大・中サイズと同じで、鞘の表側にトップマンのマークと「トップマン保証工作ナイフ」、裏側にトップマンのマークと「肥後守ナイフ」「鍛造鋼製」が鮮明に打たれており、「肥後守」には平仮名のルビが刻まれている。

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 サイズは特大が鞘長12.3㌢、中が鞘長9.0㌢に対して大は鞘長9.7㌢。刃厚は特大が2.5㍉、中が2.2㍉だったが、大は2.3㍉。鞘はいずれも厚めのステンレス製で、座金は真ちゅう製の平座金。3サイズとも作りは申し分ない。

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 この「トップマン保証工作ナイフ」は、前出の際にも記述したが『暮しの手帖』59号の商品テスト企画「220本の肥後守をテストする」で第7位だった。第2位に選ばれた「トップマン特選工作ナイフ」と同じく「山正」肥後守・秋水の故小阪富男氏が製作したものだ。これで特大・大・中の3つのサイズが揃った。