蔵の春

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電工ナイフ「兼駒」

電工ナイフ「兼駒」

 この「兼駒」は、お気に入りの竹笹のネイルマークが入った電工ナイフ。

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 ブレイドはオーソドックスなドロップポイント型で、根元の刃厚が5㍉とがっしりしている。片面に竹笹のネイルマークと、竹の根元の脇に「兼駒」の刻印。リカッソには「割込」が打たれている。

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 それともう1つ、反対の面に「600T 800312」のナンバーが打ってある。これは何の数字だろう、シリアルナンバーだろうか。だとしたら「600T」は商品番号か何かで、その続きの6桁の数字が製造された数ということか。それにしてはちょっと数字が大きすぎるので、他の意味があるかもしれない。

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 グリップはジグドボーン製で、長さは11.4㌢。ボルスターは真ちゅう製の横溝が1本入ったタイプ。これまでにも幾度か記述したが、ブレイド以外はサイズも形も他のジグドボーン製のものとほぼ同じ。強いて言えばグリップの滑り止めの彫り込みの模様が多少違うだけだ。