蔵の春

肥後守・肥後ナイフ・電工ナイフetc

「白鷹」肥後守

「白鷹」肥後守
 昨日は、家人が焼きトウモロコシを食べたいというので、数年前に100均で購入したステンレス製のトレイを使って作った1人バーベキュー用コンロで今年の初物のトウモロコシを焼いた。
 このコンロは作ってから一度も使ったことがなく、炭の量をどのくらいにしようかと思案した結果、焼くのは2本だけなのでバーベキュー用の固形燃料に少し炭を加えて着火。どうやら炭の量が少なかったようで少し時間がかかったが、美味しいと好評だった。資源ゴミのなりかけた手作りコンロが役に立ってよかった。これでたびたび出番がありそうだ。

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 さて、この「白鷹」肥後守はこれといった特徴がないが、作りがしっかりしていて実用本位の肥後守だ。

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 1枚目の2本は、「別打」と丸囲みで「白鷹」のマーク、その下に「商標登録」「肥後守」、2枚目の2本は「登録」、その下に「白鷹」「肥後守」の刻印が打たれている。2枚目の方が古い刻印かもしれないが、刻印以外は鞘や刃の形状も一緒で、製造年代は同じ頃のように見える。強いて言えばチキリの形状が異なり、2枚目の2本の方がやや厚い。

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 所有している横折り鞘の「白鷹」は全てこの大サイズ。工作などで一番使い勝手が良いとはいえ、大サイズのみ製作していたとは思えず、特大や中サイズなどが存在するかもしれない。
 鞘は4本ともクロムメッキで、刃材は割込。座金は両面とも平座金。サイズは9.8㌢。